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ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡、予想を上回る性能を発揮

2022.10.21 13:51

塚本直樹

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 米航空宇宙局(NASA)のJames Webb(ジェイムズ・ウェッブ)宇宙望遠鏡が予想を上回るパフォーマンスを発揮していることが、米国時間10月17日に発表された。

 ジェイムズ・ウェッブは昨年12月に打ち上げられた宇宙望遠鏡で、折りたたみ式の直径6.5mの主鏡が特徴だ。第2ラグランジュ点に設置された同宇宙望遠鏡だが、これまで主鏡に流星塵が衝突したり、超低温カメラの不具合が発生した経緯もある。

 NASAの発表によれば、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は上記のようなトラブルにも関わらず、期待以上の科学観測の結果を挙げているという。現時点で合計33回の小隕石の衝突が発生しており、今後も大きな隕石の衝突が1年に1回程度は発生すると推定される。

 ジェイムズ・ウェッブは10年後にも十分な性能要件を満たすことが指摘されている。NASAの科学者によれば、同宇宙望遠鏡は20年間稼働するのに十分な燃料を保持しているという。

(出典:Northrop Grumman)

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