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文科省、SBIR「ロケット」で予算を追加–インターステラなど3社に20億円
2025.02.21 17:30
文部科学省は2月21日、「中小企業イノベーション創出推進事業」(SBIRフェーズ3)での宇宙分野の事業テーマのうち「民間ロケットの開発・実証」のステージゲート審査で予算の追加配分を決定した。フェーズ2に移行した3社に計19.35億円が追加される。追加配分は以下の通り。
- インターステラテクノロジズ(小型人工衛星打ち上げロケット「ZERO」の技術開発・飛行実証)
- フェーズ1事業期間:2024年9月末まで、交付額上限:20億円
- フェーズ2事業期間:2026年3月末まで、交付額上限:46.3億円(追加配分額:14.4億円)
- 将来宇宙輸送システム(小型衛星打ち上げのための再使用型宇宙輸送システムの開発・実証)
- フェーズ1事業期間:2024年9月末まで、交付額上限:20億円
- フェーズ2事業期間:2026年3月末まで、交付額上限:50億円(追加配分額:0.84億円)
- スペースワン(増強型ロケットの開発、打ち上げ実証と事業化)
- フェーズ1事業期間:2024年9月末まで、交付額上限:3.2億円
- フェーズ2事業期間:2026年3月末まで、交付額上限:12.3億円(追加配分額:4.1億円)
フェーズ2の事業を加速し、事業目標を着実に達成するため、臨時のステージゲート審査会で審査して、予算の追加配分を決めた。
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文科省発表