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「クルードラゴン」で地球帰還の飛行士、着水後に病院搬送　ただし「容体は安定」

米民間宇宙企業スペースＸの有人宇宙船「クルードラゴン」で地球に帰還した米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）の飛行士３人とロシア人飛行士１人が２５日午前の着水後、急きょ医療施設に搬送されたことが分かった。４人はテキサス州ヒューストンの本拠地に戻る予定になっていた。

飛行士のうち１人は２５日午後の時点でも「医学上の問題」で入院中。他の３人はメキシコ湾の着水地点に近い病院で検査を受けた後、ヒューストンにあるＮＡＳＡのジョンソン宇宙センターに向かったという。

ＮＡＳＡは医療施設に残っているクルーについて、これ以上の詳細を公表しなかった。

ＮＡＳＡの報道責任者が２５日午後に出した声明では、「クルーの医療上のプライバシーを守るため、容体や身元に関する具体的な詳細は公表しない方針」としている。

声明では「病院に残っている飛行士１人の容体は安定しており、予防措置として観察下に置かれている」とも説明した。