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Ridge-i、監査法人のEY新日本に「衛星データ活用アドバイザリーサービス」提供
2024.04.05 17:54
Ridge-i(東京都千代田区)は4月5日、監査法人のEY新日本に「衛星データ活用アドバイザリーサービス」を提供し、監査や保証といった業務への衛星データ活用に向けたサービス化の検討を開始した。
EY新日本が持つ監査や保証の業務にRidge-iの衛星データのAI(人工知能)技術や活用する知見を生かすことで脱炭素やカーボンクレジットなどさまざまな社会課題の解決を目指すという。
Ridge-iが提供する衛星データ活用アドバイザリーサービスは以下のようなものが提供される。
- 衛星データ利用に向けた事業企画やブレインストーミングの開催
- 衛星データ(データ購入窓口)や担当者の紹介
- エンジニアによる、衛星データの加工・解析処理に関するアドバイザリー
- 衛星データ関連の会合への仲介や同席
- 宇宙ビジネス、衛星業界動向のレクチャー
- 衛星画像価格調査、技術動向に関するリサーチ
Ridge-iは、センシング技術と出力方法の選定に加えて、画像や音声などさまざまなデータに対応したAIを組みあわせることで人間の作業を再現するAIシステムにする技術である「マルチモーダルAI」が中核技術と説明。衛星データへのAI利活用を注力事業領域として、衛星データの収集や分析、カスタムAI開発まで担うAI解析サービスを提供している。
監査法人のEY新日本は、2023年12月に宇宙ビジネス分野の拡大を支援する「宇宙ビジネス支援オフィス」を設置した。財務アドバイザリー業務を強化して、宇宙スタートアップ企業の新規株式公開(IPO)を重点的に支援していくという。
関連情報
Ridge-iプレスリリース(PDF)