大型クルーズ客船「飛鳥II」、乗客に「スターリンク」でネットサービス提供

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大型クルーズ客船「飛鳥II」、乗客に「スターリンク」でネットサービス提供

2024.02.14 15:49

佐藤信彦

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 大型クルーズ客船「飛鳥II」を運航する郵船クルーズは、衛星インターネットサービス「Starlink」による無線LAN(Wi-Fi)サービスを飛鳥IIの乗客向けに提供開始した。同社は日本郵船の子会社。

 Starlinkは、Space Exploration Technologies(SpaceX)が提供している衛星コンステレーションによるインターネット接続サービス。従来の衛星通信に比べ高速なインターネット接続が可能なため、陸地と船舶間の通信速度が大幅に向上するという。

乗客数872人、乗組員数約490人、販売客室数436室の飛鳥II(出典:郵船クルーズ)
乗客数872人、乗組員数約490人、販売客室数436室の飛鳥II(出典:郵船クルーズ)
Starlink用アンテナ(出典:郵船クルーズ)
Starlink用アンテナ(出典:郵船クルーズ)

 郵船クルーズは、船内インターネットWi-Fiサービスの品質を高めることで快適なクルーズライフの実現を目指すとしている。日本領海外での利用は、現在のところ電波法関係審査基準の関係でできないという。

関連リンク
郵船クルーズプレスリリース
飛鳥II概要

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