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古川聡氏など4人の宇宙飛行士、ISS滞在中に200以上の科学実験を予定

2023.08.25 11:14

塚本直樹

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 米航空宇宙局(NASA)とSpace Exploration Technologies(SpaceX)による宇宙飛行士輸送ミッション「Crew-7」は、「Falcon 9」ロケットと「Crew Dragon」宇宙船で4人の宇宙飛行士を国際宇宙ステーション(ISS)へと輸送する。打ち上げは日本時間8月25日を予定している。

(出典:NASA)

 Crew-7のメンバーは、現在ISSに滞在している「Crew-6」のミッションと約1週間重なり、後者のメンバーは地球へと帰還する。Crew-7は、その後にロシアの「Soyuz」宇宙船からの3人の宇宙飛行士を迎え、第70次長期滞在クルーとして活動する。

 第70次長期滞在では、200以上の科学実験が予定されている。

 宇宙ステーションの外壁における微生物サンプルの研究、微小重力が人間の睡眠サイクルに与える影響の実験、ステンレス鋼による給水システムでの微生物の繁殖に関する研究、宇宙飛行士のミッション前・最中・後における心理的反応などが含まれる。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の古川聡氏も搭乗する。JAXAは古川聡氏のISS長期滞在の特設サイトを開設しており、古川氏がISSで実施する数々の実験を詳細に解説している。

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NASA
JAXA

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