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中国主導の月面基地にベネズエラが正式参加

2023.07.20 11:43

塚本直樹

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 中国が主導する国際月面研究ステーション(ILRS)に、ベネズエラが正式に参加することを表明した。

出典:CNSA

 ILRSは2030年代の建設が予定されている月面基地で、当初はロボット基地として、2035年以降は有人基地として利用される。同計画は中国とロシアの主導によりすすめられており、パキスタンやアラブ首長国連邦(UAE)も参加を表明している。

 中国国家航天局(CNSA)によれば、中国とベネズエラは科学的な共同実証、設計、エンジニアリング、運用において、広域かつ綿密な協力を実施するという。またベネズエラは、月ミッションにおいて地上衛星管制局を利用できるようになる。

 中国とベネズエラは、中国航天科技集団(CASC)が2008年に製造した通信衛星「VeneSat-1」の打ち上げや、地球低軌道(LEO)でのリモートセンシング衛星の打ち上げなどで、すでに協力している。

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