“星降る里”八ヶ岳に「宇宙ホテル」--宇宙開発の研究の場としても利用可能

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“星降る里”八ヶ岳に「宇宙ホテル」–宇宙開発の研究の場としても利用可能

2023.07.06 14:18

飯塚直

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 宇宙の体験をつくる研究者集団のamulapo(東京都新宿区)は長野県原村に地上で楽しめる「宇宙ホテル」を造成する。八ヶ岳高原テラス(長野県原村)と連携し、2027年を目標に宇宙をテーマとした体験、食、建築、アクティビティを段階的に造成していくという。

 7月5日に発表した。原村は、八ヶ岳と諏訪湖の間に広がる標高900~1300mの高原に位置している。1年を通じて降水量は少なく、湿度も低いため、気候はさわやかであり、晴天率が高いことでも知られている。「星降る里」として古くから言い伝えられており、年間を通して360度の満天の星を楽しむことができるという。

 amulapoは、原村で3000坪の敷地を有する八ヶ岳高原テラスと連携。宇宙をテーマとしたペンション経営、星空観測などの宇宙体験アクティビティの造成を目指す。

 宇宙開発の研究開発の場としての利用も構想。宇宙モジュールでの滞在の社会実験など、実施地としての提供も予定している。

原村は星降る里として知られている(出典:amulapo)
原村は星降る里として知られている(出典:amulapo)

 7月7日にプレリリースし、宿泊予約を開始する。宇宙ホテル自体は段階的に増築されるが、星空観測や宇宙体験など、さまざまな体験が楽しめるという。

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