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中国主導の月面基地計画、ロシアのほかパキスタンやUAEなどが参加へ
2023.06.22 12:30
中国の月面基地計画「国際月面研究ステーション」(ILRS)に関する協定に複数国が署名したことを、香港紙の大公网が報じた。
ILRSは、中国国家航天局(CNSA)とロシアのROSCOSMOSによる月面基地計画で、5つのミッションで着陸船と軌道船、中継衛星を投入し、2030年代の建設を予定している。2035年以降は有人基地としての利用も想定されている。
今回署名したのはロシア、パキスタン、アラブ首長国連邦(UAE)、アジア太平洋宇宙協力機構(APSCO)だ。さらにマレーシアやベネズエラを含む、10以上の国や組織が協定の参加に向けて交渉中だという。
中国は10月までに、ILRSの監査調整組織「ILRSCO」に関する協定や覚書の署名を完了することを目指している。