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「宇宙兄弟」のパグ犬APO、ロボットに–ハムハムと指を優しく甘がみ

2023.03.30 15:22

佐藤信彦

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 コミュニケーションロボットなどを開発するユカイ工学(東京都新宿区)は、人気マンガ「宇宙兄弟」に登場するキャラクターのパグ犬「アポ(APO)」がモデルで、口元に指を差し出すと優しく甘噛みするロボット「甘噛みハムハムアポ」を発表した。宇宙兄弟の制作を手がけるコルクが、「パグの日」である8月9日から販売する予定。

 宇宙兄弟は、宇宙飛行士の夢を追って宇宙を目指す兄弟を描いた、小山宙哉氏の作品。アポは、メインキャラクター、ヒビトの飼い犬で、「幸運を呼ぶ犬」として表現されているという。

宇宙兄弟に登場する愛らしいアポ(出典:コルク)

 アポをモデルにした甘噛みハムハムアポは、ユカイ工学の体感ロボット「甘噛みハムハム」をベースに開発。子犬時代のような可愛らしいアポをぬいぐるみに仕立てた。

指を出し出すと甘噛みする(出典:ユカイ工学)
指を出し出すと甘噛みする(出典:ユカイ工学)
子犬時代のような可愛らしさ(出典:ユカイ工学)
子犬時代のような可愛らしさ(出典:ユカイ工学)

 小山氏監修のもと、サンプル制作を重ねた。「正面から見たときに、耳がサンカクに見えるように」「頭のてっぺんは、ぺたんこに」「机に置いたときにアポと目が合いたい」「アポの肩のハートのシミは、フリーハンドだからやわらかく」など随所に小山氏のアポへの愛とこだわりが詰まっているという。

 サイズは約160mm×200mm×160mmで、重さは約300g。単3形電池3本で動く。すでに直販サイトで購入予約を受け付けている。税込価格は8800円。

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