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NASA、改良型月ロケットエンジンの点火試験を実施
2023.03.06 16:31
米航空宇宙局(NASA)は現地時間2月22日、「Artemis」ミッション向けの改良型ロケットエンジンの点火試験を実施した。
NASAはArtemisミッションにて、大型ロケット「SLS(Space Launch System)」を運用している。同ロケットには「RS-25」エンジンが搭載されており、改良されたRS-25は4基で200万ポンドの推力を発揮する。
ミシシッピ州のステニス宇宙センターにて実施された今回のテストは、エンジン製造業者のAerojet Rocketdyne(エアロジェット・ロケットダイン)が実施した。エンジンは111%の出力で、600秒間にわたり燃焼した。
SLSの特徴の1つとして、アップグレードが可能な設計が挙げられる。NASAは2019年にAerojet Rocketdyneと契約し、「Artemis 4」以降のミッションに向けて新型のRS-25エンジンを製造することになる。