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4年前「月の裏」に着陸した中国の探査車、23年現在も活動中–約1.5kmを走破
2023.01.30 06:30
中国の月探査車「玉兎2号」は月面に到着してから4年経過した今でも、探査活動を続けている。
玉兎2号は月探査機「嫦娥4号」とともに、2018年12月に打ち上げられた。月面には2019年1月に到着し、1455メートルを走行しつつさまざまな科学探査を実施している。
中国月探査プロジェクト(CLEP)によれば、玉兎2号は1月15日に休止状態から復帰し、探査活動を再開。1月18には画像を撮影し、地球へと送信している。
一方で中国は火星探査車「祝融号」のミッションも続けているが、こちらは2022年12月に休止状態から復帰する予定だったにもかかわらず、新たな活動報告は伝えられていない。