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SpaceXの「Starship」そっくりな再使用ロケット、中国宇宙企業が開発

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　中国宇宙開発企業のSpace Epochは、再使用可能なステンレス製ロケット「Longyun-70」のエンジン点火テストを実施した。

　Space EpochのLongyun-70は全長64メートルで、高度1100キロメートルの太陽同期軌道に6.5トンのペイロード投入能力を持つよう設計されている。ステンレス製のロケットは、まるでSpace Exploration Technologies（SpaceX）が開発をすすめる次期宇宙船「Starship」のようだ。

　今回の燃焼テストでは、直径4.2メートルのステンレス製推進剤タンクと、メタン／液体酸素を燃料とするエンジン点火をテスト。このようなメタンと液体酸素を利用する点も、Starshipと共通している。

　Longyun-70は20回の再使用が可能だとされている。Space Epochは2023年には、初の軌道打ち上げを実施する予定だ。将来的には、中国における惑星間輸送システムのリーダーとなり、また同国の国家宇宙インフラと打ち上げ能力の向上に貢献するとの展望を明かしている。