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SpaceX、7回再使用したブースターで打ち上げ成功–Starlink衛星を53機投入

　Space Exploration Technologies（SpaceX）は米国時間10月27日、衛星インターネット「Starlink」の打ち上げを実施した。

　Starlinkでは低軌道に多数の衛星を打ち上げることで、高速かつ低遅延なサービスの提供を実現している。すでに日本向けのサービスも始まっており、また今年10月にはプライベートジェット向けサービス「Starlink Aviation」も発表された。

　カリフォルニア州のバンデンバーグ宇宙軍基地から実施されたミッションでは、SpaceXの「Falcon 9」ロケットでStarlinkの衛星を53機打ち上げた。衛星は予定軌道へと無事投入された。

　そしてFalcon 9のブースターは、太平洋上で曳航していた無人のドローン船「Of Course I Still Love You」へと着地した。このブースターは7回使用されたもので、今回を含めて8回のミッションを経験している。

　今回のミッションはSpaceXにとって、今年で49回目のものだった。Starlinkではすでに3500機以上の衛星が打ち上げられており、今後も衛星の数は追加される予定だ。