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若田宇宙飛行士がISSへ–クルードラゴン宇宙船（Crew-5）が打上げ成功

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　宇宙航空研究開発機構（JAXA）は10月6日、宇宙飛行士の若田光一氏が搭乗するクルードラゴン宇宙船（Crew-5）について、所定の軌道に投入成功したと発表した。

　Crew-5は、日本時間の10月6日1時00分に、米国フロリダ州ケネディ宇宙センター（39A射点）から打ち上げられた。

　国際宇宙ステーション（ISS）長期滞在クルーとして搭乗するのは、若田光一氏のほか、コマンダーのNicole Mann氏（NASA）、パイロットのJosh Cassada氏（NASA）、ミッションスペシャリストのAnna Kikina（ROSCOSMOS）の計4人。

　10月5日21時45分頃に、NASAケネディ宇宙センター（KSC）から専用の車に乗り込んで、射点（発射台）へと出発。同10月5日午後22時25分に射点に到着し、Crew-5に搭乗していた。

　10月5日午前23時21分頃には、作業員が船内から全員退出しハッチが閉じられ、10月6日1時00分に発射。10月6日1時12分にCrew-5がファルコン9ロケットから分離している。

　なお、現地の天候は良好。また、ファルコン9ロケットの1段ブースターは無事海上着陸している。

　ISSへのドッキングは10月7日5時57分、ハッチオープンは7時42分ごろを予定している。ISSへの滞在期間は約6カ月。その後、大西洋上フロリダ半島沖に着水帰還する予定。