ニュース

若田氏など「Crew-5」の宇宙飛行士、ロケット射場へと到着

• #ISS
• #Falcon 9
• #若田光一
• #Crew Dragon

　宇宙航空研究開発機構（JAXA）の若田光一氏も参加する宇宙船「Crew-5」ミッションに向け、4人の宇宙飛行士がフロリダ州のケネディ宇宙センターに到着した。

　Crew-5は、Space Exploration Technologies（SpaceX）の「Falcon 9」ロケットを利用して「Crew Dragon」で宇宙飛行士を国際宇宙ステーション（ISS）まで輸送する。ミッションはハリケーン「Ian」の影響から米国時間10月5日に延期されていた。

　Crew-5のミッションに参加する宇宙飛行士は、米国航空宇宙局（NASA）のNicole Mann氏とJosh Cassada氏、若田氏、そしてロシアRoscosmosのAnna Kikina氏だ。4人の飛行士はジョンソン宇宙センター近くのエリントンフィールドから10月1日にケネディ宇宙センターへと移動した。

　Crew-5では4人の宇宙飛行士が約5カ月間、ISSへと滞在する。Mann氏はネイティブアメリカンの女性として初めて、そしてKikina氏はSpaceXの宇宙船でISSへと打ち上げられる、初めてのロシア人である。

　同時期にケネディ宇宙センターから予定されていたNASAの月探査ミッション「Artemis I」の「Space Launch System（SLS）」ロケットの打ち上げも、たびたび延期されている。こちらの打ち上げは11月中になる見込みだ。