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小型ロケットのAstra、「Rocket 4」エンジンを点火テスト–2023年に試験飛行
2022.09.06 17:08
小型ロケットを開発する米Astraは、より大型なロケット「Rocket 4」のエンジンの点火テストを実施した。
Astraはこれまで、全長12mの小型ロケット「Rocket 3」を運用してきた。最新バーションの「Rocket 3.3」は、4回のうち2回の打ち上げが失敗している。一方で同社は先日、より大型で信頼性が高いRocket 4の計画を発表していた。
米国時間9月1日に実施された試験燃焼では、Rocket 4に搭載するエンジンのうち1基の点火テストが実施された。
Rocket 4は2023年の試験飛行を予定している。同ロケットに搭載できるペイロード(貨物)は600kgと、Rocket 3の10倍となる。ロケット上段のエンジンも改良予定だ。欧州Airbusは衛星インターネット計画「OneWeb」で小型商業衛星「Arrow」のためにAstraのエンジンを受け取る契約を発表した。