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米連邦議員、NASA長官の新候補者をすぐに提示するようホワイトハウスに要求

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　米連邦議会の議員が米航空宇宙局（NASA）長官の新たな候補者を速やかに提示するようにホワイトハウスに求めている。海外ニュースサイトのSpaceNewsが報じている。

　Trump（トランプ）政権は米国時間5月31日、Jared Isaacman（ジャレッド・アイザックマン）氏のNASA次期長官への指名を撤回した。唐突な決断に対し、Isaacman氏は「（Trump政権による）Elon Musk（イーロン・マスク）氏への私怨が原因だ」と反発した。

　6月16～22日に開催されている展示会「パリ航空ショー」の中で米航空宇宙産業協会（AIA）が主催したブリーフィングで上下院の代表団は、来年度の予算が大幅に削減される可能性があるNASAにとって、常任するリーダーを確保することが極めて重要だと述べた。

　NASAの予算を担当する歳出小委員会の委員長であり、上院商務委員会の委員も務める上院議員のJerry Moran（ジェリー・モラン）氏（共和党、カンザス州）は「政権が別の候補者を提案し、米国の宇宙開発と宇宙探査における長期的なリーダーとなる人物を配置するためのプロセスを開始することを切望している」と述べている。

　下院科学委員会の委員長を務める下院議員のBrian Babin（ブライアン・バビン）氏（共和党、テキサス州）は、現在NASA長官代行を務めているJanet Petro（ジャネット・ペトロ）氏が「良い仕事をしている」と発言したが、より詳細な計画を提示できる正式な長官が必要であるとつけ加えた。

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SpaceNews