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ソニーなどの「STAR SPHERE」プロジェクト、6月30日で活動休止

2025.05.30 15:00

　ソニーが東京大学や宇宙航空研究開発機構（JAXA）と共同で進めてきたプロジェクト「STAR SPHERE」が6月30日で活動を休止する。5月30日に発表された。今後の展開は未定だが、宇宙事業の可能性は模索していくという。

　プロジェクトは、「宇宙をすべての人にとって身近なものにし、みんなで『宇宙の視点』を発見していく」というビジョンを掲げて、超小型人工衛星「EYE」で宇宙から地球を撮影する体験を提供してきた。2013年1月に米フロリダ州から打ち上げられたEYEは約2年間、地球周回軌道からさまざまな地域を撮影してきた。2025年2月に大気圏に再突入し、役割を終えた。

　これまで利用していたアプリ「EYEコネクト」は今後も使用可能。EYEが撮影した写真や動画の閲覧やダウンロード、過去のEYEの軌道シミュレーションも楽しめると説明している。

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