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スカイゲートとSynspective、宇宙システムでの「セキュリティ標準ガイドライン」作成を空自から受注
2025.04.11 08:00
スカイゲートテクノロジズ(東京都渋谷区)とSynspective(東京都江東区)は航空自衛隊から「宇宙システムにおけるセキュリティ標準ガイドラインの作成」を受注した。4月9日に発表した。
人工衛星や地上局などに対するセキュリティ上の脅威が高まりつつあるとスカイゲートは指摘。2022年のロシアのウクライナ侵攻では、前後して欧州の衛星ネットワークが攻撃されるなど、宇宙システム全体が高度な脅威にさらされつつあり、国際社会ではこれらの脅威に対して適切な対応が必要という認識が高まりつつあると同社は説明する。日本国内でも2月に、宇宙システム全体の機能保証強化のための机上演習が内閣府主催で実施されるなど、関心が高まっていると解説する。
今回の案件を通じてスカイゲートとSynspectiveはそれぞれの技術や知見を生かし、宇宙システムのセキュリティ向上に貢献し、より安全で信頼性の高い防衛システムの発展を支えていくとしている。