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アジア最大級の展示会–「SPACE WEEK」を開催する三井不動産の狙い

2021.12.16 14:57

田中好伸(編集部)

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北海道スペースポート:HOSPO
北海道スペースポート:HOSPOは、ロケット打ち上げ実績のある射場と滑走路を有する、世界有数の地勢の優位性を生かした「天然の良港(宇宙港)」という。アジア初の民間に開かれた、誰もが利用できる「シェアするスペースポート」として整備を目指すHOSPOを中心に北海道の宇宙関連産業の取り組みを紹介している

大分県
大分県は、米国の小型人工衛星打ち上げ企業Virgin Orbitと大分空港の水平型宇宙港(スペースポート)活用に向けた取り組みを進めるとともに、周辺ビジネスや衛星データ活用など、スペースポートを核としたエコシステムの創出に取り組んでいる。2022年2月には宇宙技術および科学の国際シンポジウム(lSTS)が開催される

SPACE WALKER
「宇宙が、みんなのものになる。」スペースウォーカーは、誰もが飛行機に乗るように自由に宇宙を往来する未来を目指し、持続可能な宇宙輸送手段を提供するために、有翼式再使用型サブオービタルスペースプレーンを研究、開発している

JAXA
JAXAの知的財産や研究開発成果などを利用した事業を進めているJAXAベンチャー(法人発ベンチャー)は現在9社、宇宙領域に限らず広くピジネスを展開しているという。ブースでは、JAXAが実施する産業支援活動の一部を共有するとともに、今後が期待されるJAXAベンチャーを紹介している

宇宙サービスイノベーションラボ
宇宙サービスイノベーションラポ事業協同組合(SSIL)は、衛星から得られるデータや地球上の活動を示す各種データを一元化、統合解析し、 シミュレーションファーストを標語に、民間企業や公的機関まで幅広く活用してもらうために必要な知識や技術やサービスを一気通貫で提供するべく発足したという

avatarin
「アバターを、すべての人の、新しい能力にすることで、人類のあらゆる可能性を広げていく」というミッションを掲げ、2020年4月にANA発のスタートアップとして設立。ロポティクス、人工知能(AI)、仮想現実(VR)、通信などの技術をもとに人類のさまざまな課題を解決する新たなサービスを開発、提供している

三井住友海上火災保険
1970年代に日本初の宇宙保険を引き受けて以来、宇宙保険の先駆けとして宇宙産業を支援。宇宙産業が鉱大している現在も、宇宙の新たな領減へ挑戦する企業を中心にリスクへッジの支援を積極的に展開しているという。ブースでは、宇宙分野への取り組みや宇宙保険を紹介している

NIKKEI宇宙プロジェクト
企業の宇宙ビジネスへの新規参入や市場の裾野拡大を目指し、宇宙ビジネスに関わる企業を応援、関連情報の発信に注力。宇宙はもはや夢ではなく、ビジネスの熱い舞台と説明。ブースでは、宇宙ビジネスの発展を後押しする取り組みを紹介している

QPS研究所
100kg級の小型の合成開口レーダー(SAR)衛星を開発、製造、運用するQPS研究所は、36機の衛星で2025年以降には世界中のほぼどこでも約10分ごとに観測する「準リアルタイムデータ提供サービス」を展開予定。 SARは昼夜や天候に関係なく地表を観測できるレーダー技術。ブースでは同社の日本の商用小型SAR衛星として最も高精細という画像を用意している

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