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アイザックマン氏のNASA長官承認を早期に–元宇宙飛行士28人が書簡に署名

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　Jared Isaacman（ジャレッド・アイザックマン）氏をできるだけ早期に米航空宇宙局（NASA）長官に承認するように、NASAの元宇宙飛行士28人が米上院に求めた。海外ニュースサイトのSpaceNewsが報じている。

　Isaacman氏は決済技術を開発する米Shift4 Paymentsを設立した人物で、Space Exploration Technologies（SpaceX、スペースX）のロケットと宇宙船を使用した宇宙飛行ミッションに参加。Trump（トランプ）米大統領からNASA次期長官として指名された。

　同氏は、職業宇宙飛行士を搭乗させずに4人の民間人で地球低軌道を周回する「Inspiration4」に2021年9月に搭乗。また、自身が資金を提供する「Polaris（ポラリス）」計画の第1弾ミッションである「Polaris Dawn（ポラリスドーン）」で史上初となる民間人による宇宙遊泳（EVA）を2024年9月に成功させた。

　28人のNASA元宇宙飛行士が署名した書簡では、「起業家でありパイロットでもあり、さらに2つの画期的な宇宙ミッションを指導した経験をもつIsaacman氏は、NASAを率いるのに適任であり、今こそ変革をもたらす信頼性と能力がある」と述べている。

　書簡では、Isaacman氏をNASA長官に迅速に承認するように米上院に求めている。NASA長官の承認は上院商務委員会の管轄だが、まだ公聴会の日程は決まっていない。

　「Isaacman氏はそのビジョンとビジネス手腕を生かし、NASAを引き続きリーダーたらしめると同時に探査やインスピレーション、発見という使命を果たしながら、すべての米国人に利益をもたらす商業的機会を拡大するだろう。彼には宇宙探査への純粋な情熱があり、NASAに新たなエネルギーと使命感をもたらす」と書簡ではまとめている。

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