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中国の民間ベンチャー、有人軌道飛行を目指す–2028年までを計画
2025.03.21 16:43
中国の北京紫微宇通科技有限公司(紫微宇通、Beijing Azspace Technology)の会長である張暁民氏は、2027年か2028年に軌道上での有人飛行試験を実施する予定だと語った。中国メディアの証券時報が報じている。
中国の有人宇宙飛行ミッションは、中国有人宇宙機関(CMSA)による「長征2F」ロケットと「神舟」宇宙船でのみ実施されてきた。2019年に設立されたAZSpaceは宇宙船の製造や宇宙観光に焦点をあてた宇宙関連企業だ。
張氏は2025年に自社開発の宇宙船「B300」と、その後に、より高度な宇宙船「DEAR-5」を打ち上げる予定だと明かした。ミッションは7月と9月を予定しており、軌道上でのドッキング検証や再突入試験を予定している。
AZSpaceは、同社の試験衛星「DEAR-1」を星際栄耀(i-Space)の固体ロケット「双曲線1号」(Hyperbola-1、Shuang Quxian-1:SQX-1)で2023年12月に打ち上げた。2024年12月には微小重力研究プラットフォーム「DEAR-3」が「Kinetica-1」で打ち上げるもロケットの失敗で失われた。DEAR-5は、DEAR-3からペイロード容量やサービス能力を向上させている。
AZSpaceは有人宇宙船へのステップとして、2トンのペイロードが搭載可能な「C2000」宇宙船を開発中だ。しかし、2027年から2028年というタイムラインは非常に野心的で、打ち上げパートナーもまだ明かされていない。