イベント「九州宇宙ビジネスキャラバン2024北九州」、8月22日に開催

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イベント「九州宇宙ビジネスキャラバン2024北九州」、8月22日に開催

2024.07.11 08:30

UchuBizスタッフ

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 イベント「九州宇宙ビジネスキャラバン2024北九州」が8月22日に開催される。7月10日から参加登録が始まった。会場は北九州国際会議場(北九州市小倉北区浅野)だが、オンラインでも参加できる。

 キーノートには、小型衛星打ち上げ用ロケット「ZERO」を開発するインターステラテクノロジズ(北海道大樹町)の創業者である堀江貴文氏が登壇。「宇宙ビジネスの展望とスタートアップへの期待」というテーマで講演する予定。

 「衛星データのビジネス利用アイデア」「宇宙ビジネスに携わる人材の確保」「宇宙機器開発・製造への参入に必要なこと」といったパネルディスカッションも予定されている(タイトル名はいずれも仮題)。

 「衛星データのビジネス利用アイデア」では、ゼンリンやNew Space Intelligence、パスコなどが登壇。「宇宙ビジネスに携わる人材の確保」にはQPS研究所 管理部 人事総務課長の貞方美穂氏のほかに東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授の中須賀真一氏や宇宙航空研究開発機構(JAXA)人事部長である岩本裕之氏などが議論に参加する予定。「宇宙機器開発・製造への参入に必要なこと」にはSPACE WALKER創業者で取締役、最高技術責任者(CTO)を務める米本浩一氏のほかに次世代宇宙システム技術研究組合(NeSTRA)代表理事である山口耕司氏などが登場する予定となっている。

 オフライン限定だが、登壇者や参加者と交流できるネットワーキングの時間も用意されている。

 北九州市は、4月に産業経済局内に宇宙産業推進室を新設。小型衛星や超小型衛星の運用数が7年連続で世界1位となっている九州工業大学が市内に立地している。毎年約3000人の理工系人材を輩出しており、八幡製鉄所の創業以来モノづくり企業が集積するなどの潜在能力も生かした宇宙産業の振興にも取り組んでいる。

 今回のイベントを契機に、北九州市はもちろん九州・山口エリア全体で宇宙産業への参入に向けた機運を醸成し、宇宙関連企業とまだ参入していない企業が出会うことでお互いのビジネスマッチングの機会を創出して宇宙産業の裾野を広げていきたいとイベントの趣旨を解説している。

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九州宇宙ビジネスキャラバン

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