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JAXA、「不正アクセスで情報漏えい」と正式発表
2024.07.05 15:25
宇宙航空研究開発機構は7月5日、2023年秋に発生した不正アクセスで情報漏えいが発生していたと明らかにした。
不正アクセスは外部機関の通報にもとづき2023年10月に発覚。業務用イントラネットの一部サーバーに対するもので、その後速やかに不正通信先との通信遮断などの初期対応を実施していた。
その後の調査の結果、外部機関と共同業務を実施するにあたっての情報および個人情報が流出したことを確認した。
流出した情報についてJAXAは「相手方との関係もあることから詳細は差し控える」とコメント。なお「関係者の事業活動に著しい支障が生じているという報告はない」とも付け加えた。
また、今回の情報漏えいにより「国内外の関係機関との協力を含め、事業遂行が困難になるようなことは生じていないと認識しているが、JAXAとしては信頼関係を損ないかねない事案として重く受け止めており、再発防止に向けて対策を強化する」とした。
不正アクセスは2024年に入っても複数回発生しているものの、これらによる情報漏えいは発生していないとしている。
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