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宇宙特化VCの英セラフィム、アクセラレータープログラム参加スタートアップ発表
2024.05.16 15:00
宇宙分野に特化したベンチャーキャピタル英Seraphim Space Managerは現地時間5月15日、第13回アクセラレータープログラムに参加するスタートアップ企業を発表した。海外メディアのSpaceNewsが報じた。
今回選ばれたスタートアップ9社は推進技術やサイバーセキュリティ、宇宙状況認識、地理空間洞察などのビジネスを計画している。選ばれたのは以下の通り(うち1社はステルスモードのため、社名は非公開)。
- AADYAH Aerospace(インド)=衛星や打ち上げのサブシステム開発
- Arkisys(米)=軌道上ロボット技術
- CarbonLaces(英)=エネルギーや気候の解析ソフウェア
- Four Resolutions(米)=地理空間キャリブレーションサービス
- Frontier Space(英)=モジュール式宇宙実験
- SaferPlaces(イタリア)=洪水情報
- Spaceflux(英)=宇宙交通管理(STM)システム
- 非公開(米)=衛星ネットワーク向けサイバーセキュリティ
- Viridian Space(米)=推進技術
Seraphim Spaceは米国部門のGeneration Spaceと共同で、年2回のアクセラレータープログラムを実施している。これまでに12回実施され、約95社のスタートアップが合計3億4500万ドル(約530億円)を調達した。
Seraphim Spaceによると、企業の約85%が12カ月以内に投資を受けており、そのうちの93%が平均400万ドル(約6億円)を調達しているという。今回選出された9社のうちの一部も、1億ドル(約150億円)のファンドに申請することができる。
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SpaceNews