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ロケット再使用目指すRocket Lab、米偵察衛星を打ち上げ

2022.08.02 15:18

塚本直樹

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 米Rocket Labは現地時間8月2日、小型ロケット「Electron」を打ち上げる。ロケットには米政府の偵察衛星が搭載される。

 Rocket Labは小型ロケットによる廉価かつ高頻度な衛星打ち上げを特徴とする企業で、ニュージーランドに独自の射場を所有する。Electronは全長18mのロケットで、地球低軌道に300kgの打ち上げ能力を持つ。今年5月には、パラシュートでゆっくりと落下するロケットをヘリコプターで回収するテストも実施された。

 今回のElectronによるミッション「Antipodean Adventure」で打ち上げられるのは、米国防総省の情報機関である米偵察局(National Reconnaissance Office:NRO)による偵察衛星「NROL-199」だ。NROL-199はNROとオーストラリア国防省(AUS DoD)による共同プロジェクト。Rocket Labは今年7月にも、ニュージーランドから米豪共同プロジェクトとなる「NROL-162」を打ち上げている。

 Rocket Labはミッションの詳細について、「このペイロードは国際問題を監視する政府機関などに重要な情報を提供し、NROをサポートする」と述べている。ロケットは空中で回収されずに海上に落下する予定だ。

 打ち上げの模様は、Rocket Labの公式YouTubeチャンネルで配信される。

Rocket Lab公式YouTubeチャンネル

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