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小型SAR衛星のSynspective、119億円を調達–30機のコンステ構築目指す

2022.04.05 12:16

鈴木悠斗

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 小型の合成開口レーダー(Synthetic Aperture Radar:SAR)衛星を開発、運用するSynspective(東京都江東区)は119億円を調達した。損害保険ジャパンや野村スパークス・インベストメント、シンガポールのPavilion Capitalなどから、シリーズBラウンドによる第三者割当増資と融資で資金を調達した。

 累計で228億円を調達したことになる。Synspectiveは小型SAR衛星を開発、運用するとともに観測データを活用したソリューションサービスをワンストップで提供。同社は、2026年前後に小型SAR衛星30機からなるコンステレーションを構築し、広範囲、高頻度の地上観測を可能にするシステムの構築運用を目指している。

 今回調達した資金は、主に小型SAR衛星の開発、製造、打ち上げ、運用、量産施設の準備、衛星データソリューションの開発とグローバル展開などにあてるとしている。

 Synspectiveは、2機目の実証衛星である小型SAR衛星「StriX-β」の軌道投入に成功している。ニュージーランドにあるRocket Labの発射場から小型液体燃料ロケット「Electron」で打ち上げられ、高度561kmの太陽同期軌道に投入された。

StriX-βを打ち上げたElectron
StriX-βを打ち上げたElectron(出典:Synspective)


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