NASA、「有人月面車」開発で3社選定--アルテミスで2030年に月の南極を走行

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NASA、「有人月面車」開発で3社選定–アルテミスで2030年に月の南極を走行

2024.04.05 07:00

塚本直樹

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 米航空宇宙局(NASA)は米国時間4月3日、月探査計画「Artemis」で宇宙飛行士が搭乗する「有人月面車(Lunar Terrain Vehicle:LTV)」の開発で、Intuitive Machines、Lunar Outpost、Venturi Astrolabの米企業3社を選定したと発表した。

 NASAのArtemis計画では、LTVは2030年に月の南極地域を走行する予定だ。今回選定された3社は、NASAからのオーダーをもとに今後12カ月かけて、LTVのコンセプトの開発を進める。各社はその後、NASAの新しいオーダーを受ける資格を争うことになる。

 NASAは「この実証実験では、1社のみに発注する予定だ。NASAは2039年までの月面走行と科学探査のニーズに対応するため、非加圧ローバーの能力を提供する追加のタスクオーダーを発行する」と述べている。

 NASAはまた、LTVサービス契約の潜在的な総額は46億ドル(約7000億円)になると述べている。選ばれたチームはLTVを製造するだけでなく、月の南極まで輸送する責任も負うことになる。

Intuitive Machinesが考えるLTV「Moon RACER」(出典:Intuitive Machines)
Intuitive Machinesが考えるLTV「Moon RACER」(出典:Intuitive Machines)
Lunar Outpostが考えるLTV「Lunar Dawn」(出典:Lunar Outpost)
Lunar Outpostが考えるLTV「Lunar Dawn」(出典:Lunar Outpost)
Venturi Astrolabが考えるLTV「FLEX(Flexible Logistics and Exploration)」(出典:Venturi Astrolab)
Venturi Astrolabが考えるLTV「FLEX(Flexible Logistics and Exploration)」(出典:Venturi Astrolab)

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NASAプレスリリース

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