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国際宇宙ステーション、ロシア製モジュールから空気漏れ–クルーに影響なし
2024.03.01 18:30
米航空宇宙局(NASA)は米国時間2月28日、国際宇宙ステーション(ISS)のロシアのサービスモジュール「Zvezda」から空気が漏れているものの、乗組員には影響がないと説明している。海外ニュースサイトSpace.comが報じた。
NASAでISSプログラムマネージャーを務めるJoel Montalbano氏によれば、2月14日にロシアの補給船「Progress」がISSに打ち上げられる、およそ1週間前から空気が漏れる量が増え始めたという。
「該当エリアは3フィート(0.9m)ほどだと思う。次のステップについてはロシアと協力しており、今すぐクルーの安全やISSの運用に影響を与えるものではない」とMontalbano氏は語っている。
ロシア製ハードウェアから空気や水が漏れたのは、今回が初めてではない。
2022年12月には有人宇宙船「Soyuz MS-22」が宇宙空間に冷却水を放出するというトラブルが発生。2023年2月には、ロシアの別の補給船「Progress 82」がISSにドッキング中にアンモニア漏れの事故を起こした。2023年10月にはロシアの多目的実験モジュール(Multipurpose Laboratory Module:MLM)「Nauka」から冷却材が漏れ出した。
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Space.com