NASA観測衛星とロシア偵察衛星がニアミス、20mまで接近--衝突には至らず

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NASA観測衛星とロシア偵察衛星がニアミス、20mまで接近–衝突には至らず

2024.03.01 08:00

塚本直樹

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 米航空宇宙局(NASA)は現地時間2月28日、NASAの衛星とロシアの偵察衛星が軌道上でニアミス(異常接近)を起こしたと明かした。

 今回のインシデントが発生したのは、NASAが2001年に打ち上げ、現在も稼働中の大気圏観測衛星「TIMED」(重量587kg)とロシアの(1992年に打ち上げ、運用は終了したとみられている)偵察衛星「Cosmos 2221」(重量2t)だ。LeoLabsのデータによれば、両衛星は28日に20m未満の距離まで接近。幸いにも、衛星同士の衝突は起きなかった。

(出典:LeoLabsXアカウント)

 「2つの衛星は今後ふたたび接近するが、高度が徐々に離れているため、今回が予測されている軌道における最接近だった」とNASAはブログで明かしている

 欧州宇宙機関(ESA)によれば、現在軌道上には約1万1500個の衛星が周回しており、そのうち稼働しているのはわずか9000個だという。地球周回軌道が混雑するにつれ、今回のようなニアミスはますます増えている。

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