米連邦通信委員会、衛星からスマホへの直接通信の規制枠組みを最終決定へ

2024.02.29 07:30

　米国の通信規制当局は米国時間3月14日、衛星が地上の携帯通信事業者の電波を利用し、遠隔地でもスマートフォンで通信が利用できるための規制枠組みについての投票を行う。

　米連邦通信委員会（FCC）委員長のJessica Rosenworcel氏は2月21日、米国におけるスマートフォンへの直接接続サービスに道を開く、規制の最終草案を共有したと述べた。FCCは2月22日、会議の議題とともに規則案をウェブサイトで公開する予定だ。

　この枠組みが採用されれば、衛星通信事業者とその地上パートナーは、「現在地上サービスに割り当てられている特定の免許を受けた、フレキシブルな使用周波数帯の使用許可」をFCCに求めることができるようになる。

　衛星からスマートフォンへの直接通信サービスを目指しているのは、Space Exploration Technologies（SpaceX）やAST SpaceMobileなどがある。

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