中国、2日間で20機の衛星を打ち上げ--移動式海上プラットフォームからも9機

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中国、2日間で20機の衛星を打ち上げ–移動式海上プラットフォームからも9機

2024.02.07 07:30

塚本直樹

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 中国のロケット2機が現地時間2月2~3日に自動車メーカーにモビリティサービスを提供する衛星11機と多種な衛星9機を軌道へと打ち上げた。

 前者では、「長征2号C」(Chang Zheng 2C:CZ-2C、Long March 2C:LM-2C)ロケットで中国内陸の西昌衛星発射センターから打ち上げられた。自動車メーカー吉利汽車(Geely Automobile)の100%子会社である時空道宇科技(Geespace)が開発した11機の衛星が地球低軌道(LEO)が投入された。

 11機の衛星は「吉利未来モビリティコンステレーション」として、自律走行やスマートコネクティビティ、その他のサービスを提供する。Geespaceによれば、2025年までに72機の衛星を軌道に投入し、グローバルなリアルタイムデータ通信サービスを確立する計画だ。

 後者では、中国運載火箭技術研究院(CALT)が開発する「捷龍3号」(Jielong-3、Smart Dragon 3:SD-3)ロケットで広東省揚江沖の移動式海上プラットフォームから打ち上げられた。観測衛星「東方匯01」(DongFang Huiang-01)やエジプト向けの「Nexsat-1」を含む、複数の衛星が投入された。CALTは国有企業である中国航天科技集団(CASC)傘下の研究機関。

(出典:Ourspace)
(出典:Ourspace)

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