米コリンズ、国際宇宙ステーションで使われる船外活動ユニットを無重力で試験

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米コリンズ、国際宇宙ステーションで使われる船外活動ユニットを無重力で試験

2024.02.05 07:30

塚本直樹

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 RTX Corporation(旧Raytheon Technologies)の事業部門Collins Aerospaceは米国時間1月31日、国際宇宙ステーション(ISS)で使われる船外活動ユニット(Extravehicular Mobility Unit:EMU)のゼロG(無重力)テストを実施したと発表した。

 米航空宇宙局(NASA)は2022年12月に次世代のISS向けEMU開発でCollins Aerospaceを選定した。EMUはISSでの船外活動で使われ、2026年4月までに宇宙遊泳が行われる予定だ。

 Collins Aerospaceは飛行機でゼロGを擬似的に生み出す放物線飛行(パラボリックフライト)で次世代EMUをテスト。機内にはISSのエアロックに似た環境が再現され、宇宙飛行士にとっての「リーチ、ワークスペースへのアクセス、快適さ、使いやすさ、けがの軽減策」などを評価した。

 Collins Aerospaceで宇宙システム担当ゼネラルマネージャーを務めるPeggy Guirgis氏は「一連の出入り作業、クルーの移動性評価、スーツの着用を通して、宇宙服が設計通りに機能し、可動域が広がり、動きやすくなっていることが確認された」と述べている。

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Collins Aerospaceプレスリリース

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