イラン、「Simorgh」で衛星の軌道投入に初成功--観測衛星の打ち上げに西側非難

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イラン、「Simorgh」で衛星の軌道投入に初成功–観測衛星の打ち上げに西側非難

2024.01.31 07:00

塚本直樹

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 イラン政府は現地時間1月29日、「Simorgh」ロケットで3機の衛星を打ち上げ、初の軌道投入に成功したと発表した。

 イラン政府の声明によれば、打ち上げられたのは衛星測位と狭帯域通信の技術を試験するキューブサットの「Keihan 2」「Hatef 1」と、研究衛星に相当する「Mehda」と呼ばれる3機目の衛星だ。3機の衛星は高度450~1100kmの地球低軌道(LEO)に投入された。

 ロイター通信によれば、イランは1月20日にも「Sorayya」と呼ばれる人工衛星を打ち上げた。Sorayyaの機能は不明だが、リモートセンシング(地上観測)に利用可能だと報告されている。打ち上げについては、西側諸国が非難している。

 AP通信によれば、フランス、ドイツ、イギリスは「核兵器を運搬できる弾道ミサイル技術に関するイランの活動に対し、長年懸念を持っている」との声明を出している。

 「これらの懸念はイランが核開発をエスカレートさせ続けていることにより、さらに強まっている」

Simorghの打ち上げ(出典:Iranian Secretariat of the Government Information Council)
Simorghの打ち上げ(出典:Iranian Secretariat of the Government Information Council)

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イラン
ロイター通信
AP通信
Space.com

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