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米政府などにコンサルティングを提供するブーズ・アレン、宇宙企業に初投資
2024.01.25 07:30
コンサルティング大手米Booz Allen Hamiltonのベンチャーキャピタル部門は米国時間1月23日、リモートセンシング分野の新興企業である米Albedo Spaceに投資した。Booz Allenにとって初めての宇宙企業への投資となった。
Booz Allenは米政府や軍を顧客に抱える大手コンサルティング会社で、2022年にはコーポレートベンチャー部門Booz Allen Venturesを立ち上げ、約1億ドル(約150億円)のファンドを運用している。
分解能10cmの光学観測衛星と2mの熱赤外線画像を取得する衛星を開発しているAlbedoは、地球低軌道(LEO)を周回するコンステレーションで超高解像度の地球画像衛星のネットワークを構築するために、3500万ドル(約52億円)を調達した。この資金調達ラウンドには、Booz Allen Venturesを含む複数のベンチャーキャピタルが参加している。
Booz Allenはの技術を防衛や監視だけでなく、気候やインフラ、農業、エネルギー、都市計画など民間用途にも提供するため、Albedoと協力する予定だ。