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スペイン新興企業Sateliot、3000万ユーロ募る–IoT向け衛星64機を追加

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　スペインのスタートアップ企業のSateliotは、地上の従来のモバイルネットワークが届かないところでもネットワークに接続するための衛星コンステレーションに64機の超小型衛星を追加するため、投資家から3000万ユーロ（約48億円）を募っているとSpaceNewsに明かしている。

　Sateliotは2018年の設立以来、監視や追跡、モノのインターネット（IoT）機器に衛星を経由したネットワーク接続を提供するため、2800万ユーロ（約47億円）を調達してきた。同社の衛星コンステレーションは地上通信事業者の5Gネットワークプロトコルと互換性があり、顧客は一般向けデバイスで衛星に接続できる。

　Sateliotは地球低軌道（LEO）上に2機の試験衛星を保有。同社創業者で最高経営責任者（CEO）のJaume Sanpera氏によると、Sateliotは2024年に最初の商用衛星を4機を展開するため、Space Exploration Technologies（SpaceX）との打ち上げを予約している。正確な打ち上げ日程は確定していない。

　Sateliotの試験衛星1機目はイギリスの小型衛星専門メーカーOpen Cosmosが提供し、2機目はブルガリアのEndurosatが製造した。残りのコンステレーション衛星を製造するメーカーは、明らかにされていない。

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