衛星メーカー米Terran Orbitalの最大顧客、メガコンステ構築へ数十億ドル調達近づく

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小型衛星メーカー米テランの最大顧客、メガコンステ構築に向け数十億ドル調達間近

2023.12.29 09:30

塚本直樹

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 小型衛星メーカーの米Terran Orbitalが、同社にとって最大の顧客である、欧州の衛星通信事業者Rivada Space Networksから多額の支払いを受けることで、24億ドル(約3400億円)をかけて構築するメガコンステレーションの資金調達の最終段階にあるとTechCrunchが報じている

 報道によれば、Terran Orbitalで最高経営者(CEO)を務めるMarc Bell氏は2023年12月の全社会議で今回の資金調達の進捗を発表した。Bell氏はRivada SpaceのCEOであるDeclan Ganley氏との会食の中で資金調達の完了が近いことを知らされたという。

 Rivada Spaceはメガコンステレーション用に300機の衛星を調達するために2023年2月にTerran Orbitalと契約。Rivada Spaceは2025年4月に衛星を打ち上げるために、Space Exploration Technologies(SpaceX)とも契約を結んでいる。

 TechCrunchの記事公開時では、資金調達に関して公式には発表されていない。Terran OrbitalのBell氏は会議の後半で、Rivada Spaceが資金調達を完了したとしても、契約内容を変更する必要があり、支払い条件や公表が遅れる可能性があると述べていた。

(出典:Terran Orbital)
(出典:Terran Orbital)

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TechCrunch

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