「宇宙なんちゃら こてつくん」主人公こてつ、肝付町の宇宙応援アンバサダーに

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「宇宙なんちゃら こてつくん」主人公こてつ、肝付町の宇宙応援アンバサダーに

2023.12.25 17:19

UchuBizスタッフ

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 「宇宙なんちゃら こてつくん」の主人公こてつが鹿児島県肝付町の宇宙応援アンバサダーに就任した。KADOKAWAが12月25日に発表した。

 本誌連載「宇宙なんちゃら こてつくんコラボ連載『今日のなんちゃら雑学』」でお馴染みの「宇宙なんちゃら こてつくん」は、にしむらゆうじ氏のウェブ漫画が原作。テレビアニメはNHK Eテレで毎週木曜午後6時40分から放送されている(毎週土曜午前9時20分から再放送)。

 宇宙飛行士になることを夢見るこてつは、宇宙アカデミーに入学。同じクラスでエリートのニコ、ロケットを研究しているルー、宇宙でのおもてなしを勉強するひかる、宇宙一の料理人を目指すおたまなどの仲間たちと一緒に宇宙を目指している。

 宇宙のまちづくりを進めている肝付町は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の内之浦宇宙空間観測所を活用した宇宙教育拠点化に取り組んでいる。宇宙アカデミーで宇宙を目指すこてつたちとともに、宇宙を目指す子どもたちを応援することになった。

 2004年2月11日に開催されるイベント「きもつき宇宙フェス」で宇宙応援アンバサダーの就任式が予定されている。宇宙フェスでは、米航空宇宙局(NASA)などの宇宙飛行士が着るミッションスーツ(色はブルーとオレンジ)を試着して写真撮影できる企画を用意。肝付町オリジナルの「光の速さ」や「宇宙遊泳」を体験できるVR体験コーナーも用意されている。イベントでは鹿児島県内からキッチンカー8店舗が集結する。

(出典:KADOKAWA)
(出典:KADOKAWA)

 肝付町は、本土最南端の半島である鹿児島県大隅半島の南東部。内之浦宇宙空間観測所からは日本初の人工衛星「おおすみ」や小惑星探査機「はやぶさ」が打ち上げられた。内之浦宇宙空間観測所の前身は文部省の宇宙科学研究所(ISAS)付属の東京大学 鹿児島宇宙空間観測所として1962年に設立された。

 日本国内のロケット打ち上げ施設としては、種子島宇宙センターと並ぶ存在。「カッパ」「ラムダ」「ミュー」といった固体燃料ロケットが打ち上げれ、現在では「イプシロン」を打ち上げている

(出典:KADOKAWA)
(出典:KADOKAWA)

関連リンク
KADOKAWAプレスリリース(PR TIMES)
「きもつき宇宙フェス」

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