Space BD、北九州発の宇宙ビジネス創出に向けて伴走支援--事業を受託

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Space BD、北九州発の宇宙ビジネス創出に向けて伴走支援–事業を受託

2023.12.25 16:12

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 Space BD(東京都中央区)は、北九州市から2023年度「宇宙産業振興に向けた企業調査・伴走支援等業務」を受託、12月18日に契約を締結した。北九州発の宇宙ビジネス創出に向けて伴走支援する。12月22日に発表した。

 本州と九州の結節点に位置する北九州市は、主にアジアを中心とした主要都市との国際物流の拠点として栄えてきた。北九州市は、次世代産業の1つとして掲げる「宇宙」をテーマに、衛星開発や衛星データ活用を展開する学術機関の存在による理工系人材や学術研究都市としての潜在能力を活用した新たな産業振興を目指しているという。

 Space BDは、これまで宇宙ビジネスの実践者として、技術力に立脚した事業開発力を強みにしながら、多くの地方自治体を対象とした取り組みを進めている。北九州市に拠点を置く九州工業大学とは包括協力協定を締結しており、2023年11月からは共同授業として高校生や高専生を対象にした「宇宙・衛星開発アントレプレナーシップ教育プログラム」を提供している。以下は受託した事業の主な内容。

  • 北九州宇宙ビジネスネットワーク参加企業向け勉強会=宇宙ビジネスに関心のある企業が参加する勉強会を通じて、宇宙ビジネスに対する理解を醸成
  • 宇宙ビジネス可能性調査=個別の企業に対して製品やサービスの事業化に向けた支援策を調査
  • 衛星データ利活用実証事業への伴走支援=衛星データを利活用する企業や大学などへの相談対応やマッチング支援
  • ロードマップ作成支援=小型衛星の開発製造拠点など、市が目指す方向性や必要な取り組みについて、ロードマップ案を提案
11月15日に開かれたイベント「Q-SPACE BUSINESS CARAVAN 2023 FUKUOKA(九州宇宙ビジネスキャラバン2023 福岡)」に登壇したSpace BD代表取締役社長 永崎将利氏(左端、出典:Space BD)
11月15日に開かれたイベント「Q-SPACE BUSINESS CARAVAN 2023 FUKUOKA(九州宇宙ビジネスキャラバン2023 福岡)」に登壇したSpace BD代表取締役社長 永崎将利氏(左端、出典:Space BD)

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Space BDプレスリリース

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