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中国LandSpace、再使用型ロケットの着陸試験を準備–可変推力エンジンを活用

2023.12.25 12:30

塚本直樹

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 中国の民間ロケットベンチャー藍箭航天空間科技(LandSpace Technology)が再使用型ロケットの着陸試験の準備を進めていることが海外で報道されている

(出典:LandSpace)
(出典:LandSpace)

 LandSpaceは2023年7月、世界で初めてメタン燃料を使用した「朱雀2号」(Zhuque-2:ZQ-2)の打ち上げに成功。12月には朱雀2号で2機の衛星を軌道に投入した。2025年にステンレス製の大型再使用ロケット「朱雀3号」(Zhuque-3:ZQ-3)を打ち上げる予定だ。

 ゴビ砂漠にある酒泉衛星発射センターの射場では、再使用ロケットのテスト活動が衛星写真で確認されている。報道によれば、試験ロケットは直径11フィート(約3.4m)で高度100mまでの打ち上げと、可変推力エンジンと着陸脚を使った着陸が試みられるという。

Harry Stranger氏ツイート

 中国では宇宙ベンチャーの星際栄耀(i-Space)が、固体ロケット「双曲線2号」(Hyperbola-2、Shuang Quxian-2:SQX-2)のホップ飛行試験を2023年12月に成功させている。Space Exploration Technologies(SpaceX)も、再使用可能な巨大ロケット「Starship」の3回目の飛行試験を準備している。

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Harry Stranger氏X(旧Twitter)アカウントツイート
Space.com

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