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インテュイティブ打ち上げ、2月に延期–アストロボティックが「民間初の月面着陸」の可能性

2023.12.21 16:45

　米Intuitive Machinesは米国時間12月19日、月面着陸ミッション「Intuitive Machines-1（IM-1）」の打ち上げを2月中旬に延長すると発表した。

　IM-1は米航空宇宙局（NASA）の「商業月面輸送サービス（Commercial Lunar Payload Services：CLPS）」の一環として、月着陸船「Nova-C」を打ち上げる。打ち上げにはSpace Exploration Technologies（SpaceX）のロケット「Falcon 9」を利用する。

　IM-1はもともと2023年11月の打ち上げが予定されていたが、その後、2024年1月に延期されていた。今回ミッションが2024年2月中旬に延期された理由について「天候不順の結果、SpaceXの打ち上げマニフェストが変更された」と説明している。

　Intuitive Machinesのスケジュール変更で初の商業月面探査は米Astrobotic Technology（Astrobotic）の月着陸船「Peregrine」となる可能性がある。PeregrineはUnited Launch Alliance（ULA）の新型ロケット「Vulcan Centaur」で1月初旬に打ち上げられ、2月下旬の月面着陸を予定している。