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米GAO、ロケット打ち上げ事故の調査方法でFAAに勧告–事業者に任せる基準を定義

2023.12.15 14:45

塚本直樹

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 米政府説明責任局(Government Accountability Office:GAO、旧会計検査院)は米時間12月7日、米連邦航空局(FAA)によるロケット打ち上げ事故の調査方法を調査し、改善すべきだと勧告した。

 FAAは2000年以降、商業ロケットの打ち上げ中に発生した50件の事故のうち49件の調査を監督した。例外的に、Virgin Galacticによる2014年の弾道飛行スペースプレーン「SpaceShipTwo」の墜落事故は、米国家運輸安全委員会(NTSB)が担当した。

 FAAによれば、打ち上げ事業者が自ら調査するかどうかは、ケースバイケースで判断しているという。しかし、GAOによれば、実際にはFAAが事業者による調査を許可していることが明らかになった。FAAへの勧告では、調査を打ち上げ事業者に任せるか、FAAが担当すべきかの基準を定義することを求めている。

 GAOの報告書によれば、FAAの上部機関である米運輸省(DOT)が「GAOの勧告に同意した」としている。DOTは、報告書の発行から180日以内にGAOの各勧告に対する詳細な回答を提出することを約束した。

(出典:SpaceX)

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GAO発表
Space.com

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