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サグリ、農業の作付調査を衛星データで効率化できるアプリ–精度は8割
2022.06.17 15:58
サグリ(兵庫県丹波市)は6月16日、衛星データで作付調査を効率化するアプリケーション「デタバ」のサービス開始を発表した。
全国市町村の地域農業再生協議会では毎年、営農計画書に沿って目視や紙の台帳で、申請通りに作物を作付けしているか確認する“作付調査”を実施しており、調査業務負担がかかっているという。デタバは、衛生データで作付調査を効率化し、そうした調査業務担当者の負担を軽減するものという。
デタバには、山口県が推進する「シビックテックチャレンジ YAMAGUCHI」の一環で実施した実証実験「衛星・ドローンを活用し、農地の作付状況をスマートに把握したい!」の成果で得られた衛星データによる高精度な作物判定モデルを搭載する。判定精度は8割を超えているという。
デタバは今年度、地域農業再生協議会向けに「作付調査の効率化」のための実証実験の参加者を無料で募集しており、岐阜県下呂市が参加を予定している。
デタバはJAグループが運営するオープンイノベーションプログラム「JAアクセラレーター」の成果。