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サグリ、衛星データ活用の土壌分析でタイ企業と実証事業–トウモロコシ農地で検証

2023.11.13 17:55

佐藤信彦

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 サグリ(兵庫県丹波市)は、タイのCPグループ傘下企業と共同で、衛星データ活用による土壌分析の実証事業を開始すると発表した。

 タイは農作物輸出大国で、コメやキャッサバ、ゴムなどのほか、トウモロコシを多く生産している。ただし、土壌分析に多くのコストと時間がかかるため、農地の分析は部分的とされている。

 サグリは、2019年にタイ市場への進出調査を開始。2023年1月にシンガポール法人を設立するなどして、CPグループと協議してきた。そして、タイ東北部のトウモロコシ農地を対象として、衛星データ活用を検証することになった。

 サグリの持つ衛星データによる土壌分析手法は、従来の土壌分析に比べ、コスト削減と時間短縮につながる可能性があるとしている。将来的には、土壌分析結果を踏まえた、施肥最適化による農地由来のカーボンクレジット創出事業も想定している。

西村康稔経済産業大臣(左端)も同席した実証事業の発表(出典:サグリ)
西村経済産業大臣(左端)も同席した実証事業の発表(出典:サグリ)

 CPグループはタイで最大手の財閥グループ。農業分野や食料品の分野を中核事業として、通信や不動産にも進出。タイに加えて、東南アジア諸国連合(ASEAN)や中国を含めた世界各国で事業を展開している。日本でもCPF JAPANが2004年に設立されている。サグリはCPグループ傘下のBKPと共同で実証実験を進める。

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サグリプレスリリース


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