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経産省「J-Startup Impact」にアストロスケール、サグリ、Synspective
2023.10.06 17:22
経済産業省は10月6日、官民一体で集中的に支援する「J-Startup Impact」を新設、30社を選定した。宇宙関連では、アストロスケール、サグリ、Synspectiveが選ばれた。
経産省は、イノベーションの担い手であるスタートアップ企業への支援を目的に官民一体で集中的に支援するプログラム「J-Startup」を展開。2023年度からJ-Startup Impactを設立。選定されたスタートアップ企業30社にはロールモデルとなることを期待している。J-Startup Impactの選定企業は以下の通り(順不同)。
五常・アンド・カンパニー、リージョナルフィッシュ、自然電力、坂ノ途中、READYFOR、インスタリム、WOTA、サグリ、アストロスケール、TBM、ヘラルボニー、ミライロ、バイオーム、WASSHA、ファーメンステーション、KAPOK JAPAN、ユニファ、ファストドクター、Synspective、Global Mobility Service、リンクルージョン、エレファンテック、プランテックス、Eco-Pork、ライフイズテック、CureApp、バオバブ、SHE、メロディ・インターナショナル、ユーグレナ
J-Startup Impactに選ばれた企業は、国内外の大規模イベントへの出展支援、海外現地支援、入札機会の拡大、民間企業とのマッチングといったJ-Startupでの支援が受けられる。加えて、インパクトの測定・管理、グローバル認証取得などに関する専門家相談窓口の活用推進、各種イベントなどでの国内外に向けた発信やPRの支援なども予定している。
J-Startup Impactの選定では、約500の企業が応募。民間有識者からの推薦内容を踏まえて評価した。
選ばれたスタートアップ企業が社会に与えるインパクトの測定や評価、体制構築、情報開示のあり方など、評価項目の1つである「社会的インパクト向上を目指す取り組み」の手法の確立やノウハウの普及はまだ初期段階にあると説明。今回選ばれたスタートアップ企業の取り組みを期待するとともに優良な取り組みがほかのスタートアップ企業の参考となって、業界全体に波及効果をもたらすことを期待しているという。
関連リンク
経産省プレスリリース
経産省J-Startup Impact選定結果(PDF)
スタートアップ企業育成支援プログラム「J-Startup」