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ボーイングの新型宇宙船「Starliner」、無事に帰還–次回は有人でISS往復

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　米航空宇宙局（NASA）とBoeingは、国際宇宙ステーション（ISS）とドッキングしていたBoeingの宇宙船「CST-100 Starliner」が地球へ帰還し、無事着地したと発表した（NASA、Boeingその1、Boeingその2）。

　Starlinerは、Boeingが開発中の有人宇宙船。4人の宇宙飛行士を乗せて、地球とISS間で移動させることが目的だ。2019年に初の無人軌道飛行テスト「Orbital Flight Test-1（OFT-1）」を実施したが、その際は十分高い軌道への移動に失敗し、ISSとのドッキングを断念して地球へ帰還させた。

　今回の飛行は、2回目の無人飛行試験「OFT-2」。米国のフロリダ州ケープカナベラルから東部夏時間5月19日18時54分に「Atlas V」ロケットで打ち上げられ、20日20時28分に無事ISSの「Harmony」モジュールとドッキングした。StarlinerのISSドッキングは、これが初めて。

The @BoeingSpace #Starliner crew ship completed its trip to the station when it docked to the Harmony module's forward port at 8:28pm ET today. More… https://t.co/RgllPL4Uiu pic.twitter.com/0uxslOk0Mn

— International Space Station (@Space_Station) May 21, 2022

　その後、25日にISSから切り離され、予定通りニューメキシコ州ホワイトサンズにある米軍のミサイル実験場に着地した。

　次回は、宇宙飛行士を乗せてISSへの有人往復飛行を実施する計画。