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50台のロボットで月面の水を掘削、ロケット燃料に–米Starpathが構想

2023.09.28 14:56

塚本直樹

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 米カリフォルニア州を拠点とするStarpath Robotics(以下、Starpath)は、月の水を採掘してロケットの燃料にするためのマシンを設計し、打ち上げ、運用することを計画している。米TechCrunchが報じた。

出典:Starpath Robotics

 月面の南極付近には大量の水が眠っているとされる。水は電気分解で酸素と水素に分離でき、ロケット燃料としても活用できる。

 Starpathの初期計画では、約50台の採掘マシンを月面に送り込み、大量の土砂を掘り起こす。そして、その土砂を精製工場に運び、水を生成する。南極の山頂には超巨大な展開型の太陽電池アレイを展開し、採掘マシンやプラントに電力を供給するという。

 月面でロケット燃料を大量生産できれば、月以外の宇宙開発に必要な燃料の補給に役立つ。月面の重力は地球表面の6分の1ほどしかなく、地球から燃料を打ち上げるよりコストを大きく削減できる。

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TechCrunch
Strapath

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