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「大分名物を地球名物に」大分県、宇宙食試作品開発プロジェクト開始

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　大分県は9月8日、宇宙食プロトタイプ開発プロジェクト「UCHU no OITASE」を開始したと発表した。2024年3月1日まで展開する予定。

　大分県は、2012年から「おんせん県おおいた」のキャッチフレーズを掲げ、温泉を中心とする広報プロモーションを展開。2020年には、大分空港の「宇宙港」化の取り組みをきっかけに、おんせん県をさらに強化。宇宙規模で愛される大分県の魅力をアピールする「宇宙ノオンセン県オオイタ」プロモーションを2021年度から展開している。

　2022年度は大分県の自然や食、文化、温泉など、大分に存在する魅力を、夜空に輝く星座に見立てて紹介する架空のプラネタリウム「オオイタリウム」の動画を公開。SNSでもPRしてきたという。

　宇宙ノオンセン県オオイタの第3弾であり、新しいシティプロモーションとして今回のUCHU no OITASEを開始した。「OITASE」は「大分（OITA）」と「おもたせ（OMOTASE）」を組み合わせた造語。

　開始したプロジェクトでは、「大分名物を地球名物にしよう」をテーマに、学校法人ザイナスアカデミーの田北調理師専門学校（大分市）の学生が協力した大分名物をベースに宇宙食のプロトタイプを開発する。

　大分土産の「宇宙食バージョン」として、その気になれば、宇宙へ持って帰ることができる可能性を秘めた、お土産（＝おもたせ）ブランドになるという。

　レシピ動画第1弾「宇宙ノオンセン卵」編は同日から公開。宇宙ノオンセン県オオイタの公式PRキャラクターである「宇宙人U」と、田北調理師専門学校の生徒が宇宙ノオンセン卵作りに挑戦する動画となっている。

　プロジェクトでは、特設サイトで開発レシピなどの動画を公開するほか、SNSで開発の様子を順次発信していく。ポスターの展開やイベントなど、その他プロモーションも順次開始するという。

関連リンク
大分県プレスリリース
UCHU no OITASE
宇宙ノオンセン卵