有翼式再使用型ロケット開発のSPACE WALKER、7.13億円を調達--累計で17.54億円

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有翼式再使用型ロケット開発のSPACE WALKER、7.13億円を調達–累計で17.54億円

2023.08.14 15:35

飯塚直

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 SPACE WALKER(東京都港区)は8月10日、シリーズA(プレシリーズAを含む)ラウンドで7.13億円を調達したと発表した。現在までの累計資金調達金額は17.54億円になる。

 今回の資金調達では、リアライズグループ(リアライズコーポレーション、リアライズベンチャーキャピタル)をリードインベスターとして、Gamaエキスパート、クロス、広研、Next Unicorn Lab、南塚産業、宇宙航空研究開発機構(JAXA)JALUXなどを引受先としている。

 SPACE WALKERは、有翼式再使用型ロケット(サブオービタルスペースプレーン)を研究、開発している東京理科大学発のベンチャー。宇宙開発における軽量化の技術を転用し、地球の脱炭素化に貢献できるという次世代複合材タンクの開発や製造、販売も手掛けていると説明する。

 今回調達した資金については、サブオービタル(準軌道)スペースプレーンの技術実証、商用機開発、複合材事業の拡大、これらに伴う人員強化、広告宣伝費などの運転資金に充てる方針。事業拡大を目指し、革新的な将来宇宙輸送システムの実現に向けての資金としても利用するという。

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SPACE WALKERプレスリリース

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